おすすめされたZERO AUDIO ZH-DX220-CMを聴いてみたよ
最近復職したにょろんです。
休職中は保険金で生活してたのを良いことに、一日中音楽を聴いていました。
んが、やっぱりどうしても外出の予定がでてきます。
通院とか、会社に呼び出されたりとか、それに疲れて実家に帰る途中とか、会社に課された「毎日通勤できるか」の確認とかですね。
お外に出るのはまぁまぁ良いのですが、かんとーちほーは歩いてるとき以外は見てもつまらない風景ばっかりなので僕は音楽が必要です。
中学生時代から聞きたい音が出るヘッドフォンを漁り、高校生時代からお高めのイヤフォンに手を出し、その後についうっかりPAスピーカーに手を出しちゃった系なので音楽は人生の一部です。
ただ、通勤中にスピーカーで爆音を出すわけにもいかず、好みな音が一応だせるイヤフォンで電車に乗っていました。
そんな環境にイラッときたので、Twitterで「僕の耳を満たせるイヤフォンは無いものか」とつぶやいたところ、ゲーム音楽の作曲やってたのに突然インフラにきた面白い先輩から「ZH-DX220-CMどうよ?」とおすすめされたので購入して試してみました。
ZH-DX220-CM とは
こんなやつです。お値段はAmazonで5,163円なり。
ZERO AUDIOから発売されたインナーイヤー型のイヤフォンです。形としては耳栓みたいに耳に突っ込むタイプですね。
公式とかには「再生周波数は6Hz〜40,000Hzで、のびやかで繊細なハイレゾ音源を忠実かつ臨場感豊かに…」とか書いていますが、スペックシート読んだところでそんなもん知るかボケです。
で、実際どうなの?
最近のJ-POPを聞くには良いです。あとはこの辺のEDMな曲でしょうか。
しっかりと堅実にベース音を聞かせる、絶妙なチューニングが施されたイヤフォンですね。そこらに転がっている6,000円代のスピーカーが出せないような音を普通に出してきます。
低音について、よくある「重低音!」みたいなポップを出してるイヤフォンがよく出す、もわーんとした適当な音ではなく、しっかりと引き締まった音を出してきますし、高域はアピール強めな低音に潰されず、ちゃんとスッキリした音が出てくるようになっています。
中域については「まぁボーカルちゃんと聞こえるし、問題はないかなぁ」という感じですね。
みんなが使うであろう音量に対するチューニング+αが緻密にされているため、静かな場所で音漏れしない音量で聞いても、ちゃんといろいろな音を聞かせてくれるイヤフォンです。
外出中専用かな
通勤やら会社で使うには、周囲に音漏れをさせない音量で、しっかりとすべての音域でバランス良く聞かせてくれるイヤフォンですが、家で聞くとなると別ですね…。
お家ではMDR-CD900STとかMDR-XB900みたいな、スタジオ用途・クラブサウンド再現みたいな「音漏れなんぞ知るか」という爆音メインなブツが主なので、それらの製品と同じ音量でZH-DX220-CMを聞くと、高音は耳に刺さり、低音は高音に殺され、中音域なんてうるさくて聞こえないという、とても残念な音になります。
ノイズキャンセリングイヤフォンが好きな人にはピッタリの音を出してくれると思います。適切なイヤーピースを選択すれば、耳栓並に周囲の音を遮音してくれるので、音楽にとても集中できます。
ハイレゾは?
ハイレゾなんて可聴域外の音が出てる程度の定義しか無いので、周波数的には出てると思いますよ。聞こえませんけど。
すべての音をすべて聞きたいような用途では、MDR-CD900STに勝るヘッドフォン・イヤフォンを僕はまだ知りません。
あれ、スペックシート以上に何かやってるぜ…絶対…。
ひとりごと
オカルト臭が出てきてしまったピュアオーディオ(笑)をただ言い換えて、ハイレゾ(笑)を売ろうとしてるとしか思えませんけどねぇ…。
ピュアな音聞きたいならライブかオーケストラへどうぞ。アーティストにお金出して経済回してね。